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女デュエリスト・恐怖の遺伝子教育 10

2018.01.25

勝美が初デュエルでジュンコを倒すという番狂わせを起こしたが、女デュエリスト達はそれをまぐれと捉えたというよりは、勝美を勝たせた明日香の遺伝子教育が優れていたという結論に落ち着き、勝美ら美少年デュエリストが見直されるような流れは起きなかった。

相変わらず虐げられる美少年デュエリスト達ではあるが、勝美だけはより強烈さを増した明日香の指導に悶絶する日々を送っているせいか、侮れない力を身に着けつつあった。

基礎こそまだ初心者らしさが抜け切っていないものの、閃きと直感で仕掛けた時の一手が成功する確率が高く、その閃きが明日香の遺伝子による導きだという認識が広まると、女デュエリスト達は「美味しくない相手」として、勝美とのデュエルを避ける者まで出てくるようになったという。

ただ美少年を苦しめるためにあると思われていたスカトロが、無能な存在である美少年に影響を与えるほどの濃い遺伝子が詰まっている。女デュエリストの可能性を見出す遺伝子教育の成功に喜んだみどりは、明日香を校長室に呼んで労った。

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女デュエリスト・恐怖の遺伝子教育 9

2017.12.31

顔を覆うジュンコの下着が放つ、酸味の強い悪臭に悶え苦しんだ勝美だが、突然吸い込んだ悪臭に驚いたものの、明日香の臭いで鍛えられた勝美の鼻は慣れるのも早い。

しばらくは悪臭を大人しく受け入れて耐え抜き、鼻と体が臭いを覚えてきた所で呼吸をゆっくりと行って、悪臭を吸い込む量を抑える事で平静を取り戻した勝美は何とか立ち上がり、デュエルを再開する。

呼吸を最低限にする事で落ち着きを取り戻したものの、それでも気を抜けばジュンコの股間の汚れを全て吸い込んだ下着の、猛烈な悪臭が鼻と脳を刺激してくるのでデュエルに集中する事が出来ない。

(下着の臭いだけなら落ち着けば耐えられない事はないけど、デュエルをしながらではそうもいかないわ。しかもカードの効果によって毎ターン少しずつLPを減らされる事が数値以上の焦りを生んで、美少年は自分のデッキすら満足に把握出来なくなる。そうなれば後はもうジュンコの思う壺)

ジュンコは変態女ならではの戦略を駆使して美少年を追い詰め、冷静さを失った所を容易く捻り潰してきた。心が乱れた美少年は戦略も見え透いたものになり、簡単に罠に引っ掛かる。

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女デュエリスト・恐怖の遺伝子教育 8

2017.11.21

いよいよ勝美がデュエリストとして初のデュエルを行う日が来た。

戦略をどこまで考えたかは覚えてないが、睡眠だけは万全な状態で目覚めた勝美は、緊張しながら明日香と共にアカデミアに向かい、デュエル場に予約を入れてある時間を待った。

個人的なデュエルであれば、いつどこで行ってもデュエルは成立するのだが、アカデミアに申請すれば公式の舞台を使用した本格的なデュエルを行う事も可能であり、注目のデュエルであれば他の生徒達が大勢観戦に集まる事もある。

基本デュエルは目の前の相手と一対一の戦いだが、デュエルの観客が多く集まれば集まるほど、目の前の相手に集中する事は難しくなっていく。第三者であるはずの観客の目は、時に味方にも敵にもなるからだ。

アカデミア内で行われるだけに、観戦者はほぼ全てが女子である事から、立場の弱い美少年にとってデュエル場での戦いは、敵地どころか公開処刑も同然の雰囲気であるだろう。

女子達が期待するのは美少年がいかに無様に負けるかという事で、ましてや女デュエリストは美少年を相手にする時は、美少年を辱めるための効果を持つデッキで挑んでくるのだから、美少年が最後まで平常心を保つのは容易ではない。

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女デュエリスト・恐怖の遺伝子教育 7

2017.10.20

勝美がデュエル・アカデミアに入学してから一ヶ月。授業がある日は常に明日香と共に行動し、唯一日曜日だけはピンク寮に帰って平穏な一日を過ごせるという生活が続いていた。

明日香の指導で鼻も舌も酷使する日々が続いていた勝美には、ピンク寮に帰っている時だけが心の休まる時間と言えるだろう。美少年だけが住むこの寮は、何かと殺伐としがちなアカデミアの中で唯一平和と呼べる場所であり、気兼ねなく生活できる場所でもあった。

トイレは共同、食堂もパンと牛乳が中心の給食のような食事しか出ず、取り柄と言えそうなのは温泉の湧く露天風呂ぐらいではあるが、美少年が誰にもイジメられなくて済む心の安らぎは何物にも代えがたいだろう。

ブルー寮では明日香が少しずつ食べ残した物を貰い、食べ掛けに付着した唾液から遺伝子を吸収するという惨めな食生活だった勝美には、パン一枚であっても自分の食事が用意されているのが嬉しかった。

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女デュエリスト・恐怖の遺伝子教育 6

2017.09.25

明日香の腋を舐め終えた後も、どうしても舌に残るザラザラとした違和感を堪え切れなくなった勝美が水で口をゆすぎたいとお願いすると、明日香は呆れながらもそれを認める。

それぐらいも我慢出来ないなんて、とでも言いたげな明日香の表情に勝美は申し訳なさそうに洗面所に行き、軽く口をゆすいでから戻ると、すぐに明日香の次の指示が待っていた。

「ベッドの上で横になりなさい。何があっても大人しく動かないようにしてること、いいわね」

寝心地の良さそうなベッドの上で横になった勝美は、今度は少なくとも楽な体勢でいられると思ったが、この状態で何をするのか考えようとする暇もなく驚きの光景を目にする事になる。

(これって…?何を…?)

ベッドに乗って立ち上がった明日香が、こちらに背を向けて勝美の体を跨いでいる奇妙な光景に勝美はただ戸惑うばかりで、この先の展開を想像する事さえ出来なくなっていた。

下から見上げると明日香のスカートの中身、白い下着が丸見えだというのに、それにすら何も反応出来ないのだから、勝美がどれだけ戸惑っているか良く分かるだろう。

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女デュエリスト・恐怖の遺伝子教育 5

2017.09.04

アカデミアでの一日が終わり、これから仲間と共に過ごす事になるピンク寮に帰宅した勝美だったが、他の寮を知らない勝美にとってはピンク寮も、さほどみすぼらしい建物には感じなかったようだ。

かつてのレッド寮をピンク色に塗り替えたその建物は、昭和の時代を彷彿とさせる二階建ての安アパートといった趣であり、基本的に三人までの相部屋で風呂とトイレは共同、食堂も質素であるため、他の寮を知っている生徒からすれば、意欲を削られるというのも致し方ないだろう。

しかし勝美にしてみれば、この趣こそが「いかにも寮生活」という思い込みと重なるため、かえってワクワクしてくるのだが、他の美少年達も最初は皆そうだったに違いない。

初めは夢と希望に溢れていた美少年達も、女デュエリスト達のレベルの高さと自分達の扱いに現実を思い知らされ、さらにはスカトロによる遺伝子教育の実態を身を持って知る事で、現実世界とさほど変わらないイジメられっ子の思考へと変わってしまったのだろう。

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女デュエリスト・恐怖の遺伝子教育 4

2017.08.15

校長室を後にした勝美は、みどりにされた事を覚えているようで覚えていなかった。

何となく頭がぼんやりしているような脱力感と、舌に残るヒリヒリとした苦味の原因も思い出せなかったが、自分がみどりの話に納得して校長室を出たという事だけは記憶がはっきりとしていた。

「デュエル・アカデミアは普通の学校と似てはいるけど、大きく違う事も沢山あるわ、戸惑うのは当然よ。だからこそ私と明日香さんを信じてちょうだい」

右も左も分からないからこそ、良く知っている人間の指導を信用する事が大事だと、勝美はみどりの言葉を信じようと考えた。まだ何も知らないくせに不満を感じてしまった自分が恥ずかしかったが、これからは頑張らなければいけないと思った。

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女デュエリスト・恐怖の遺伝子教育 3

2017.07.25

自分にデュエルの実践経験が無いのは分かっているし、学校の成績も優秀ではなかったというのは否定できない勝美だったが、それでも今日明日香に受けた指導が、デュエルの指導と言うには異常過ぎるという事だけは断言できた。

デュエルを学びに来たはずなのに、女子の尻に顔を押し付けられた挙句にオナラの臭いを吸い込まされるなんて指導が正しい訳がない。これはイジメではないかと考えた勝美は、休憩の時間に校長室へ向かい、みどりに状況を訴えようとした。

しかし、みどりから帰ってきた返事は意外にも、明日香が素晴らしい指導を実践しているという誉め言葉であった。

「明日香さんの指導は何も間違ってないわ。思ったよりも熱心にやってくれているようだから、これなら勝美君の上達も早くなるでしょうね」

自分が何をされたかを説明してもなお、みどりは明日香を褒めている事に勝美は困惑し、話を理解してもらえないと納得が行かなかった。

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